重い便秘が引き起こす別の病気は深刻

自分が便秘だと自覚している人は、3人に1人はいると言われています。

中でも女性のほうが便秘を抱えている人が多く、ダイエットの特集とセットのようにテーマとして女性誌やネットなどで扱われているのを多く見かけます。

便秘はある意味「普通の病気」であるように見えることから、あまり心配していない人も多いようですが、重い便秘が引き起こす別の病気には深刻なものもあります。

排出されずに腸内に留まった老廃物が腸管へと吸収されると、やがて血管と通って全身を巡ることになってしまいます。老廃物には有害なガスをも含み、身体に悪影響を及ぼしてゆきます。

その結果、皮膚の荒れや頭痛や吐き気、そして脳や心臓の疾患をも引き起こす可能性があるのです。けして、たかが便秘、とあなどってはいけないものなのです。

ですので、あまりに長く排便が困難であったり、お腹が重く感じたりしだしたら、市販の便秘薬だけを頼るだけでなく、病院を訪ねるようにもしましょう。日々の健康を保つには、快眠と快食、そして快便も重要なのです。

便秘が起こる理由

そもそもどうして便秘が起こるのでしょうか。

その理由には、腸内環境の悪化があげられます。便秘は、腸管にへばりついた泥のように固着した老廃物により排出が困難となり起こるものです。なぜこのような老廃物が溜まるかというと、腸管の働きが弱ったためです。腸内に悪玉菌が増え、善玉菌が減ったために本来の働きを果たせなくなっているということです。

この原因は食生活の偏りにより必要な栄養素が不足したためであったり、睡眠不足や運動不足で身体の機能が低下したせいであったり、ストレスを抱えたために心身のバランスを崩したせいであること、などが考えられます。

便秘を改善するために

便秘の改善のためには、原因として考えられる要素それぞれを自分に当てはめてみて、改めるべきポイントを見つけて生活を変えていくことが必要です。

たとえばファストフードばかり食べていたり、野菜があまり摂れていないのなら、野菜中心の食生活に改めていくことが必要です。また、本格的な運動は難しくても、歩く時間を増やしたりストレッチを取り入れてみたり、適宜身体を動かすように心がけることも便秘解消のために役立つでしょう。

そのように長期的に行っていくことで、徐々に腸内環境が改善されていくことが期待できます。一朝一夕で治るものではありませんので、気長に取り組んでいきましょう。